今もっとも熱い公営ギャンブルといえばボートレースといっても良いのではないでしょうか。しかし、ボートレースの歴史は順風満帆ではありませんでした。バブルの崩壊と共に、一時期は売り上げが大幅に減少し赤字の開催場が出るほど低迷していた時期もありました。そんな競艇を押し上げてきたのが「景気の回復」と「ナイターレースの開催」です。現状では公営ギャンブル界の王者、競馬に迫る勢いがボートレースにはあります。今後どのようになっていくのでしょうか?詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

ミッドナイトってなんだかワクワクするね!

そうだね、同じように思っている人がたくさんいそうだね!
この記事を読むと次のようなことが分かります。
- ミッドナイトボートレースの開催日
- ミッドナイトボートレースの前評判
- ミッドナイトボートレースのメリットデメリット
- ミッドナイトボートレースの展開予想
- ミッドナイトボートレースが与える影響
ボートレースのミッドナイト開催とは?
2021年からスタートする新しい試みです。時代と共に進化していくボートレースの大きな取り組みの1つですね。まずは先だって下関・若松・大村の3つの競艇場で開催されることが発表されました。
今のところ分からないことが多いというのが現状です。やったことがないので当然ですけど、特に選手の人達は困惑している様子がSNSなどで見かけられました。
開催スケジュールは?
スタート展示が17時頃、最終レースは21時半から22時になるみたいです。具体的な内容は下記の表をご覧ください。
開催年 | 開催日 | 開催場 | 1レース 発売開始時刻 | 12レース 発売締め切り時刻 |
2021年 | 10月20日~25日 | 下関 | 17:05 | 21:54 |
2021年 | 12月2日~7日 | 大村 | 17:05 | 21:40 |
2021年 | 12月20日~24日 | 大村 | 17:05 | 21:40 |
2022年 | 1月6日~9日 | 若松 | 17:05 | 21:30 |
2022年 | 1月27日~31日 | 下関 | 17:05 | 21:54 |

もう正直売れるイメージしかないよね

そうだね、1場集中だし最終レースが終わった人達が集中して集まるから注目の的になっちゃうよね!
開催日時の詳細は公式サイトを参照してください⇒ボートレース公式ミッドナイト開催日程
購入方法は?
基本的には
の2種類になります。
もちろん、ミッドナイトレースに突入する前のナイターレースが開催されている20:45までは、普通通り発売場でもリアルタイムで購入することが可能です。

ミッドナイト開催場は無観客ってこと?

そうだね、20:45以降お客さんはいなくなるようだね

優勝戦とか寂しい気がする

きっと画面の向こうにはいつより大勢の人は見ていてくれるはずだよ!

なるほど、時代が進んでいる感じがするね!
売り上げはどうなる?
間違いなく伸びるといってもいいでしょう。
過去のボートレースの歴史からみる売り上げ
- ナイターレース場が毎年売り上げ上位を独占している
- ナイターレース場に続いてモーニングレースを開催している競艇場の売り上げの方が通常開催の競艇場より良い
競輪の売り上げから予測する
売り上げが高い順
- ミッドナイト開催場
- ナイター開催場
- モーニング開催場
- 通常開催場
となっています。このデータをみるだけで成功する事間違いなしといった感じではないでしょうか?

ボートレースの売り上げが飛躍的に伸びる可能性も秘めているわね!
ミッドナイトレースのメリットデメリット
それでは、ミッドナイトレースになることでのメリットとデメリットを考えてみましたのでご覧ください。
- 仕事が遅い人も購入できる(サービス業など購入者メリット)
- ナイターが終ってもまだレースができる(購入者メリット)
- お家時間を長く楽しめる(購入者メリット)
- ミッドナイト手当てが付く(選手メリット)
- 注目の的になる(選手メリット)
- 売り上げが期待できる(開催場メリット)
- ついつい購入してしまう危険がある(購入者デメリット)
- 体調管理が難しくなる(選手デメリット)
- ボートの調整が未知の領域になる(選手デメリット)
- 遅くまで起きていなければならない(選手デメリット)
- 無観客になる(開催者デメリット)
- 遅くまで起きていなければならない(開催者デメリット)
などが考えられます。他にもありそうですけど、未知の領域ですのでパッとは思いつかないですね。そのため、競艇場もお試し期間を設けているのでしょう。そこで、だいたいどのようなメリットデメリットがあるのかを知ることが出来そうですね!
基本的には開催場や選手は稼ぐために夜遅くまで働く、購入する人は遅くまで楽しめる様になるぶん、自己管理で使い過ぎないようにするということが大切になります。
ミッドナイトレースを受けたみんなの反応は?
ミッドナイト開催が決定して斡旋選手も決まりだんだんと現実味をおびてきている現在ですが、Twitterではどのような反応がみられるのでしょうか?
楽しみにしてる声が多く見られます。
こうミッドナイト競輪生中継を観てると、よりミッドナイトボートレースの開幕が楽しみだ。
競輪やオートレースだと年間で見ても元から開催日が無い日があるから、そういう隙間にボートレースがあると良い。>ミッドナイト— たかぞう 応援大好き! (@Mliket) September 20, 2021
1時間だけ?という声も多く聞かれますね。実際始まってみないとどうなのか分かりません。
ミッドナイトボートレースって、深夜までやるかと思ったら最終レースは夜10時前。
全然ミッドナイトではない。
非常識なフライングが出て即日帰郷になったら、その選手はネットカフェで夜を明かさないといけないが。#ミッドナイトボートレース— う さ ぎ い ぬ 🐶 🐰【渋田治代選手まだ引退しないで😢😭】 (@koganana3486) September 19, 2021
今までゆっくり楽しめなかった人も楽しむことが出来ますね。
ミッドナイトボートレースだと、22時位が最終Rなので、会社等から帰宅して楽しめそうですね🤗
— 0932434 (@qtclST3BnuXBQkY) September 18, 2021
盲点!逆の発想で独占出来ますね。
ミッドナイトボートレースをやるなら、スーパーモーニングボートレースもやって欲しい。朝4時からでいいから。
— マッシロー梅 (@edogawamsr) September 15, 2021
心配している人も一定数いますが、基本的には楽しみにしている人の方が多数派のようです。逆に選手の人のツイートでは、その大半が心配の声という極端な結果になっています。
一番嫌がるのは競輪?
これはそうでしょう、今まで唯一独壇場で売り上げを伸ばしてきたミッドナイト競輪ですが、ボートレースに売り上げを喰われることはほぼ間違いありません。
しかし、唯一の救いはボートレースが22時までの開催というところです。この点は、ボートレースファンも選手の人も1時間だけ?と疑問に思った人は多くいるみたいですが、22時以降の1時間半ほどは、まだ競輪の独占市場ということでホッとしている競輪関係者も多いのではないでしょうか。
時間も今後伸びる可能性は十分にありますが、とりあえず来年以降はミッドナイト開催場が増え開催日時も増える運びになりそうな予感はします。

大変なことはありますけど、どんどんボートレースの売り上げは伸びていきそうですね!

逆に競輪やオートレースは厳しい状況になる可能性が高いかも
ミッドナイトのレースでの展開の予想は?
正直なところは、まだ誰も分かる訳ないといったところでしょうか?地元の選手なども、ミッドナイト様にその時間帯に練習している訳でもないでしょうし、未知数で平等のスタートといったところでしょうか。
ただ、傾向的にはナイターの延長なのでイン有利となりそうな雰囲気はあります。下関も大村も元々インが強いので注目は若松でしょうか。もし、21時台の若松のレースでイン逃げが増えるような傾向がでれば、ミッドナイトはイン中心と考えていいかも知れません。
筆者の予想では、
ナイターレースくらいのイン逃げ確率>ナイターレースよりインが強くなる>>>>逆にインが弱くなる
といった感じになると思います。
ミッドナイトレースで大きな大会は開催されそう?
競輪を見る限りでは大きな大会は開催されなさそう。という見方をする人もいるとは思いますが、競艇では最初の斡旋を見る限りでは、普通に他の時間帯の開催と同じようなメンバーが斡旋されています。
注目するポイントは
- 特に階級的な選手の斡旋の縛りはなさそう
- 上は年齢の縛りもなさそう
- ボートレースはナイターのレース場でもグレードの高いレースをガンガン開催している
という点を含めると、SG開催は難しくてもG1開催ならば十分に期待できると思います。しかし、現実的にはまだまだ先の話になることは間違いありません。
ミッドナイトレースは盛り上がること間違いなし!
今回の記事ではボートレースのミッドナイトレースについて解説してきました。
ミッドナイトレース開催について
- 最終レースが21:30~22:00まで伸びる
- 取りあえず決定している開催場は下関・若松・大村競艇場
- 1回目の選手の斡旋も決まりムードが高まってきている
- 今後のボートレース界の発展に期待できる
- ファンも楽しみにしている
- 選手は基本的に不安に思っている人が多そう
という結果になりました。まだ、試行期間が決まったばかりですが、今後は主流になっていくのでは?と筆者は予想しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!よかったら他の記事も読んでみてください。
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