人気急上昇のボートレース。コロナ過においても、グングンと売り上げを伸ばし、2019年比で24%も売り上げ増となりました。競馬にはまだ及ばないものの、10年後には抜いてしまうのでは?というような勢いです。人気が出ることはボートレースファンにとってメリットしかないので、どのくらい急成長しているのか今後のためにも実感しておきましょう!
今回の記事は次の様な人にオススメです。
・大きな金額を掛ける人
・各レース場の売り上げに興味がある人
・ボートレースがどのくらいの規模で行われているか知りたい人

そんなに人気があるの?

一時期は低迷していたけど、最近は右肩上がりに売り上げが伸びているよ!
2020年の売り上げ全24競艇場の順位
1位 | 大村競艇場 | 1368億9683万7900円 |
2位 | 住之江競艇場 | 1268億6384万2700円 |
3位 | 丸亀競艇場 | 1209億8033万1700円 |
4位 | 蒲郡競艇場 | 1208億2168万8800円 |
5位 | 下関競艇場 | 1160億3491万4000円 |
6位 | 桐生競艇場 | 1116億2601万6800円 |
7位 | 若松競艇場 | 1113億0840万4400円 |
8位 | 平和島競艇場 | 812億9792万0700円 |
9位 | 徳山競艇場 | 739億9421万8800円 |
10位 | 芦屋競艇場 | 691億6389万2200円 |
11位 | 戸田競艇場 | 686億6720万5800円 |
12位 | 鳴門競艇場 | 686億1321万9100円 |
13位 | 浜名湖競艇場 | 674億0726万8400円 |
14位 | 多摩川競艇場 | 663億3672万8900円 |
15位 | 宮島競艇場 | 662億8366万3300円 |
16位 | 唐津競艇場 | 657億3602万6500円 |
17位 | びわこ競艇場 | 610億3616万8500円 |
18位 | 尼崎競艇場 | 595億8735万4700円 |
19位 | 三国競艇場 | 572億0381万2600円 |
20位 | 児島競艇場 | 527億5692万4700円 |
21位 | 江戸川競艇場 | 527億4135万2800円 |
22位 | 常滑競艇場 | 515億9272万6800円 |
23位 | 津競艇場 | 498億1494万7900円 |
24位 | 福岡競艇場 | 447億2213万4100円 |
トップは大村競艇場でした。年間売り上げでトップになるのは初めてで、努力の成果が表れた結果でしょうか?
大村競艇は24競艇場で一番1コースの1着率が高く、内側が有利に運ぶレース展開が多く予想がやりやすいイメージが定着しています。昨年の大村競艇がどのようなことを行ってきたのかまとめてみます。
- 予想がやりやすい番組作り
- 予想がやりやすい企画レース
- YouTubeを使った配信
- 舟券を購入した時のポイント還元の大幅増
- アニメとのコラボ
などがあります。他の競艇場にはないことを行って、差別化を図りファンが定着して売り上げが伸びる、お手本のような競艇場です。

私も大村競艇場が良く当たるから好き!
他にはどのようなことが分かるでしょう?
その1.ナイターレース場が人気
見て分かるように、トップ7のすべてがナイター開催の競艇場です。仕事終わりの働いている世代のニーズに合った時間帯でレースを行うことが一番効果があるようです。

仕事終わりのボートレースは楽しい!
その2.モーニング開催している競艇場も強い
こちらも徳山や芦屋などモーニング開催場が通常開催のレース場より、売り上げが高いです。多くのレース場が重なる時間より、少ない時間帯に開催したほうが良いという事がわかりますね。
その3.YouTube配信が人気
こちらは、YouTubeの配信をしている競艇場が人気とみえるのではなく、多くの競艇場がYouTube配信を始めたので、「YouTube配信を行っていない競艇場が下位にいる」ということです。
以上が売り上げを見て分かることで、昨年の状況下では
ナイター開催>モーニング開催>YouTube配信>通常開催
という結果になりました!
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ボートレースの売り上げの推移
2020年 | 1兆9014億8760万2100円 |
2019年 | 1兆5342億1092万3600円 |
2018年 | 1兆3236億5751万5600円 |
2017年 | 1兆2063億6086万7100円 |
2016年 | 1兆0875億3411万6500円 |
2015年 | 1兆0338億2066万9600円 |
2014年 | 9788億9318万0700円 |
2013年 | 9475億9354万6600円 |
2012年 | 9167億0314万4100円 |
2011年 | 8634億0720万6500円 |
ボートレースの売り上げは年々どのような推移を辿ってきたのか2011年から2020年までの10年間分を表にまとめました。
2000年の前半辺りは売り上げが1兆円を下回り、低迷していたボートレースですが、見事な右肩上がりの曲線を描いて回復してきているのが分かります。
さらに今年も、去年を上回る売り上げで推移しているので、今だ頭打ちになっておらず成長を続ける人気の公営ギャンブルということになります。
競馬との比較では?
筆者は10年後には競馬を抜いているのではないかと予想しています。そのくらい昨今のボートレース界は盛り上がっていて、まったくの夢物語ではなくなっています。
近況3年の売り上げ比較
ボートレース | 競馬 | |
2018年 | 1兆3236億5751万5600円 | 2兆7950億830万4000円 |
2019年 | 1兆5342億1092万3600円 | 2兆8817億8866万1700円 |
2020年 | 1兆9014億8760万2100円 | 2兆9834億5587万2000円 |
表のような売り上げになっています。
競馬自体も売り上げを伸ばしているのですが、それ以上にボートレースの成長が大きく、3年前から競馬の売り上げに対してのボートレースの売り上げの比率は、211%→188%→157%と毎年30%付近縮めてきています。
この調子でいくと2年後には、ということも考えられますが、そこまでの成長は流石にないと思います。
以上の推移を見る限り、10年後には競馬を抜いてボートレースが公営ギャンブルで一番メジャーになる、と言う筆者の考えもただの妄想ではなく、かなり現実味を帯びた真実と言ってもいいのではないでしょうか?
ボートレース人気は今後の数年間も安泰
ボートレースの発展には競艇場の努力や選手の努力によって、広がりをみせてきました。その結果が売り上げ増という最高の形で実を結んだことで、今後も益々発展していく事は間違いないでしょう。売り上げが上がるという事は、ボートレースファンにとっても喜ばしいことです。
まだまだみんなで、ボートレースを楽しみましょう!
ボートレースの事を色々書いているので、よかったら他の記事も読んでみてください。
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